野望、そして希望

ここ最近、かなり仕事のことで悩んでいた。
不満、不安、このままの現状じゃあ、私ぜったい後悔する…。

その日は特別その悩みが強く、夜中2時だか3時だかに急に目が醒めて、自分自身の髪をかきむしる等、ヒステリーで自傷的になっていた。
隣にいた彼も起こしてしまい、少し怒らせてしまった。
こういうことのたびに黙ったままいきなり泣いたりこんなことをし出すのだから、当たり前か。しかもその日に限って、彼は朝5時から仕事。
一度だけ、大きな音をたてて、
「…なんどいや。」
と呟いた後、いつもより長い時間を掛けて、彼は静かに煙草を吸った。

大きな音をことのほか怖がる私への、最低限の怒りの表現だった。



煙草の後、
大きな音をたてたことを何度も穏やかに丁寧に謝罪してくれた。私にとって、それがもたらす影響をよく理解してくれていた。

「どうしたの?
話してみないと、
よくわからなくて、
力になりようがないよ。」
いつものように、優しくわかりやすく、何度も問いかけては、私の反応をひとつも見逃すものか、と、アンテナをたてているのが分かった。

嗚咽混じりにやっとのことで訳を話すと、
身体にじんわりと入ってくる声で、語り掛けてくれた。


自分もかつてはそこで働いていたら、どんな人がいて、どんな仕事かもよく分かってるつもりだ。

誰より傍で、私が人の何倍もがんばったり、耐えている姿を知っているよ。
だから、軽々しく「辞めろ」とは言えない。
自分としては、身体や心がいつか壊れてしまいそうだから、辞めて欲しい想いがある。
祖父母や父、友人たち、そして自分も味方だ。いつだってひとりじゃない。
少なくとも、
俺と俺のおやじ、ねーちゃん家族、小林さん一家、俺の友達や職場の人
は、みんなKiーちゃんの味方だよ。と笑いかけ、
言いたいのは、ひとりじゃないってことだよ。
困ったら、相談してみたら、誰が力になってくれるよ。

そこにこだわらなくたっていい。私の知識や能力は凄いんだから、もしかしたら、それをもっと生かせる場所があるかもしれない。待ってる人がいるかもしれない。
だから、縛られ過ぎなくていいんだよ。



…このような趣旨のことを、穏やかな口調で優しく頭を撫でながらゆっくりと話してくれた。
どうしてだか、この人の言葉は、何の躊躇いもなく、私の心にスッと入って、馴染んでいった。
微かな光が見えていた。

喜びを

mixiで日記をサーフィンしていたら、
ある作品に出会って、
不覚にも涙してしまった。
さらさらと。
ホロッと、すっきり。
そんな類いの涙だ。

ブラックジャックの二次創作的なそのお話というのは、
ある先天的遺伝異常で全盲の女性と、その彼女に恋をした男性の物語。
この時点で全て読めてしまうような、よくある話。素直な話。
眼の移植をさせてあげようと、懸命に建設現場で働く男性。
しかし、仕事中の事故で亡くなってしまう。
最期の言葉を元に、彼女に彼の眼球を移植。
必死で稼いだお金で買った指輪とともに、なにものにも替えがたいプレゼントとなった。

ざっとこんな内容。
本当によくある話の王道だよね。
だけど、スタンダードなシンプルなものこそ、素直な心に響く日もあるのだ。



読みながら、
あぁ、100%彼も同じ行動をするだろうな、という確信があった。
そういう人だ。
そういう愛だ。
私なんかのそれよりも、断然広く深く温かい。
裕福でなくてもいい。
最低限度の生活と、大切な人たちの笑顔と、そして何より彼が傍にいてくれたら、もう、本当にしあわせ。
欠点だって、たくさんあるけれど、
それ以上の光量を放つ太陽。
カラカラと、まるで天日干ししたお布団。
私をいつも健やかにしてくれる。
それだけの価値があるのだ。



昨日、彼のメタボ対策にと私の蒔いたミニトマトの芽が出ている!と、嬉しそうに引っ張っていって見せてくれた。
私も毎日通るたびに「出てないかなぁー」って、覗いていたけれど、同じことしてたんやね。
ちいさな鉢をそおっと顔を近付けて覗いて、
「やったねぇ」なんて言い合ったりして。
なんだか、しあわせを感じた。
この人といれば、きっともっとこれからもこういう感覚がわけあえるんだ、という確信。
何気ない日常も、濃く深く楽しく。



「喜怒哀楽を引き出してあげる」
その通りになってるよ。
大事だなぁ。

海将カッコイイ

私は、
どちらかと謂うと、
右寄りだと思う。
けっこう、まずまず、
右寄りだと思う。




実家は神道だし、

皇室は、その血統においても、陛下や皇后さまの立ち振舞いやありかたにおいても、世界に誇れる我が国の宝、象徴だと思う。

彼が元自衛隊員であることも誇りに思う。
災害時や緊急時は特に、カッコイイなぁ頼りになるなぁと思う。



戦争なんか絶対嫌だけど、
平和ボケするのも嫌だ。
敬愛出来ない信じられない国に、乗っ取られるのも嫌だ。

私はこの国古来の美徳が好きだ。
慎ましく丁寧で誠実な、この国が好きだ。
桜を愛でたり、色や雨を様々な言の葉で表現する、感性も言語も好きだ。



いつまでも好きなままでいられたらいいな。

わはぁ!

わくわくする番組だ。

NHK
ブッタ『真理のことば』
「世界は空なり」

どんなだろう?

仏教徒じゃないんだけどね。笑



「自分というものがある、という思いを取り除き、全てを空とみよ。」

本質がない。

諸行無常

一理あるとも思うし、
反対に変わらない部分があるような気もする。

基本的な考え方は、
仏教がいちばん
しっくりくるなぁ。