想像より、ちょっといい。


昨日は、大泣きした。
なかなか帰ってこなかったから。
仕事っていうけれど、本当かな?
…なんて、一度考え出すと止まらない。

勝手に
「あぁもう終わりかな」
なんて
悲観してしまう
もう、この世の果てかと思った。



彼はというと、
真面目に遅くまで仕事したあと、
会社の社長と話していたらしい。
どんなことでもします、
仕事下さい。と。
日付変わりそうなくらいまで仕事して、
なのに、
将来を考えて
これ以上まだ頑張りたい、と。



私はいつまでもお子ちゃまだけど、
この人は着実に成長してる、って実感した。
少しずつ
地に足を着けて、
長となれるよう
着実に成長している。



泣いてたのが嘘のように、
この世の果てが嘘のように、
最後はまんまと
笑顔にされてしまった。
嬉しいな。

つまるところ…

いとおしく
大切な
この家で
誇らしい家族に
愛されて育った私は、



どうしようもない
あほだけど、
何故か惹かれる彼を
好きになりました。



大事な根底部分が
どちらも共通してるんだ。
彼と共に家族になりたい
彼らのような家族になりたい
彼らと共に家族になりたい

ほんまにあほなんやから…でも、いとおしい。

ほんまに
どうしょもないあほや
と思うときがある。

だけど、大抵は
なんだかんだで憎めない
許してしまう
ずるいよね。



お金、いちばんネックのお金。
「もはや病気やで」と、何度となく私の罵ってきた、お金問題。
あなたが手にすると、すぐに消えてしまう。
別に賭博するでもないのに消えてしまう。
明日の燃料代を考えればいいのに、
今日の私のお菓子にしてしまう。
せっかく貯めたお金も家族や友人のために惜し気もなく渡しちゃう。
あほだねぇ…だけど、
どうしてだか
許してしまう。



私だって、あほだねぇ。
だけど、
わかるかな?
こんなんじゃ駄目なんだけど、
そんなことしてしまう
そんな選択してしまう
あなたのあほさ加減も
好きなんだよ、きっと。
どうしようもないね。



道端で人が困っていたとして、
私は「どうしよう…」って躊躇って考えてから
自分のアクションを決めるだろう。
あなたなら、考える瞬間に、手を差し伸べるんじゃないかな。
下手にあれこれ考えるより、考えない無垢さって
危うくもあり、
美しくもある。
手を伸ばすことで自分の荷物を落としちゃっても
今、手を伸ばすことに必死で
後先なんて、考えられない。
そんな生き方が
頼りなく思える日もあれば、
輝いて見える日もある。



キライな部分と
スキな部分って
表裏一体なんだな。
今、気付いたよ。



完璧そうにみえる人よりも
不完全ででこぼこだって、
でこぼこ具合わかってるくらいが
いいんじゃないかなぁ
とか思う
私はやっぱりあほかなぁ?

大切な背中

電話に出る第一声は、
誰だろう?と
警戒気味だけれど

相手が私だとわかると
トーンが一気に柔らかくなる



私が家に着く頃には、
きっかり時間を計算して
出来たての
得意料理の親子丼
ちょっと不慣れな
すまし汁を
サッと用意してくれていて
私の顔を見るなり、
ふっと表情が柔らかくなる。
少し照れ笑いしながら、
「食えぇや。…うまいかはわからんけどな。」
いっちょらいのシャツをしゃんと着た背中は、なんともいえず、誇らしい。



いつもの光景。
だけど、
ここ数年で
それに包まれた
暖かいものを
敏感に感じとるようになった。



おばあちゃんは
いつもの仲良し友だちと
その愛犬に会いに行ってた。
我が家の愛犬コロが亡くなってからは、
友だちの愛犬クロに餌をやりに行くのが、
楽しみのひとつだ。
彼女の楽しみを大事にしつつ、
私へも惜しみ無い愛情を注いでくれる。



こういうちいさな
だけどとてつもなく深い
出来事が
たくさんあるんだ。
この家には。
私は本当に幸せものだし、
私の家族を何より誰より
誇りに思うよ。
大切に思うよ。
いとおしく思うよ。

安定

つらいときでも
あなたがいるから
私の心は安定している

精神安定剤だな。



大好きだ。
パパや
おじいちゃんおばあちゃんからの
愛と似ている。
まるで、
無償の愛かのような
安心感のぬくもり。



大事だね。

理想の夫婦

泊まってる民宿にあったサインを見て、感じた。

かつみ竽さゆり
のような夫婦になりたい。
というか、
ふたりならなれるという確固とした自信がある。



きっと、
笑えない状況に置かれた日だってあるだろうに、
いつも

ぼよよーん!

って、笑い飛ばせる、
そんなふたりになれる気がする。
っていうか、既になっているのか(笑)



可愛い奥さんに
愛妻家のまぬけな旦那さん。
どちらもひとりじゃダメなんだ。
ふたりになった瞬間、何かの魅力が生まれるのだ。

その根底にあるのは、
互いを尊敬する心。
愛し合う心。



明日君に話してみよう。
きっとおもしろい返しが待ってるはずだから。



ぼよよーん。

希望する世界

その後は早かった。



私は何故この分野に就こうと思ったのか?
学んだ知識や技術を本当に活かしたい人は?場所は?


何故あの『地域福祉』学科で学んだのか?
そう、『地域』に含まれる意味への誇り。あったじゃないか!


あのとき見つけたやりたいことって…、
あぁ、そうだったよね。


取りたい取りたいと、公言している資格。
取ったあと、どこでどう活かしたかったんだっけ?



ずっとそこにいてくれてたけど、4年の濃い毎日に霞みそうだった。
大事なことが次々に頭に浮かんできた。




どこで
誰と
どうやって
生きたいか。

そんなシンプルなことすら、霞んだり、叶えられないことって、あるんだね。



どこで
誰と
どんな仕事をしたいか。



すぐに姿が見えた。
具体的なシルエットが、輝いて見える。
たった10分で、
微かな光がその光量を爆発させた。



具体的な目標が分かれば、
そこまでの道のりもある程度なら見えてくる。
やるべきことも、見えてくる。


どう進めよう?
ワクワクして、全く眠れなかった。
この感覚を掴んだ後の、
私は強い。



すべきこと、
求められていること、
やりたいこと、
大事なもの。
頼ること、
話すこと、
共に生きること。



なんだか、
たくさんのことが
少しずつ見えてきた?



いつだって、
どんな暗闇だって
いつのまにか光で満たす
私の太陽は今日も健在。
代替不可能で
必要不可欠な
大切な存在だね。